特別顧問 宮脇昭先生 プロフィール
●1928年 生まれ
●1952年 広島文理大学 生物学科卒業
●1961年 理学博士号取得
●1990年 1990年度朝日賞受賞
●1992年 紫綬褒章受賞
●1993年 横浜国立大学名誉教授・(財)国際生態学センター所長就任
●1995年 ドイツ・チュクセン賞受賞
●1997年国際植生学会名誉会員
●2000年 勲二等瑞宝褒章受賞
土地の「主役」の木を選定し(三役)(五役)となる複数の樹木を混植・密植する事で、自然淘汰、共存共栄して、管理を必要としない森が形成される。鎮守の森に見られるような常緑照葉樹が主役の木。異なった樹木がそれぞれの特性を活かしながら、それぞれが少しずつ我慢をして、辛抱強く生きる姿が最高の自然環境であると提唱している。
広島文理大学時代の雑草学の研究がドイツのチュクセン教授の目に留まり、ドイツに渡り、同氏より「潜在自然植生」を学ぶ。帰国後、現場第一主義に徹し日本全土を隈なく調査し、日本植生誌10巻を発刊。その後、企業、学校、団体等と提携し、市民参加の緑化運動を展開。現在、国内はもとよりマレーシア・ブラジル・中国など1700ヶ所にて植樹活動を行っています。